Windows 10で共有フォルダーをバックアップする方法

I. ネットワーク共有フォルダーについて

1. ネットワーク共有フォルダーとは何ですか?設定方法は?

ネットワーク共有フォルダーは Windows 10 の機能の 1 つで、ユーザーはフォルダーを作成し、同じローカル エリア ネットワーク内の他のコンピューター ユーザーとそれを共有できます。共有フォルダーを設定するときは、この共有フォルダーにアクセスできるユーザー情報を追加する必要があります。そのため、最初にコンピューター上にユーザー アカウントを作成します。このユーザー アカウントは、共有フォルダーへのアクセスに特別に使用されるため、新しく作成したアカウントとパスワードを共有するだけで済みます。メインのアカウントとパスワードを共有する必要はありません。

① 左下の「スタート」メニューをクリックし、「設定」－「アカウント」－「他のユーザー」－「その他のユーザーをこのPCに追加」を選択します。

②「ユーザー」をダブルクリックすると、中央の列にすべてのユーザー情報が表示され、中央の空白領域を右クリックして「新しいユーザー」を選択し、ユーザー名とパスワードを設定できます。 「ユーザーはパスワードを変更できない」および「パスワードを無期限にする」にもチェックを入れます。また、後でいつでも「アカウントを無効にする」にチェックを入れてアカウントを無効にすることもできます。作成後、共有フォルダーにアクセスしたい他のユーザーとアカウントとパスワードを共有できます。

③ 新しいフォルダを作成し、フォルダを右クリックして「プロパティ」を選択し、「共有」タブに切り替えて「共有」ボタンをクリックし、「ネットワークアクセス」画面で共有するユーザーを選択すると、新しく作成したアカウントを選択し、「共有」ボタンをクリックします。作成後、共有するファイルをこのフォルダーに保存できます。

④ 他の人が共有フォルダーにアクセスしたい場合は、ネットワーク資格情報を入力する必要があります。以前に設定したアカウントとパスワードを入力して「OK」をクリックするだけでアクセスできます。

2. ネットワーク共有フォルダの場所を確認する方法

ネットワーク共有ファイルの場所を確認するのは非常に簡単です。「このコンピュータ」を右クリックし、「管理」-「システム ツール」-「共有フォルダ」-「共有」を選択すると、共有フォルダの名前およびファイルフォルダーのパスが表示されます。

II. Windows 10 でネットワーク共有フォルダをバックアップするにはどうすればよいですか?

このコンピュータのネットワーク共有ファイルをバックアップする場合は、上の手順に従ってネットワーク共有フォルダのパスを特定し、バックアップ ツールを使用してバックアップします。他のコンピュータが設定したネットワーク共有ファイルをバックアップしたい場合は、ネットワーク共有ファイルにアクセスできるユーザー名とパスワードを入力し、自分のコンピュータにファイルをコピーして保存する必要があります。ここでは 2 つの実用的なバックアップ方法を紹介します。

1. Renee Becca でネットワーク共有フォルダをバックアップする

Renee Beccaシステム/ハードディスクのデータのバックアップと復元に特別に使用されるツールで、プログラム、システム構成、電子メール、写真、ビデオ、ドキュメント、ブックマークなど、コンピューター内の重要なデータのバックアップと復元に役立ちます。最先端の増分/差分バックアップ テクノロジーを採用しており、時間とディスク容量をさらに節約でき、システム バックアップのサポートに加えて、ニーズに合わせてパーティション バックアップ、ハードディスク バックアップ、ファイル バックアップ、ディスク クローン作成もサポートしています。

① ソフトを起動し、「バックアップ」-「ファイルのバックアップ」をクリックします。

② バックアップ元とバックアップ先を選択して、「今すぐバックアップ」ボタンをクリックします。

ヒント：定期的なバックアップが必要な場合は、[スケジュール]を有効にして、毎日/毎週/毎月の定期的なバックアップと、バックアップを自動的に開始する時間を設定できます。

定期自動バックアップが必要な場合、スケジュールを設定します。定期自動バックアップが必要ない場合、このステップをスキップしてください。

バックアップ方式を指定し、バックアップします。
定期自動バックアップをしない場合、このステップもスキップして問題ないです。定期バックアップする時、効率的なバックアップ方式を設定すると、時間と空間を節約できます。

Renee Beccaには5つのバックアップスキームがあり、いずれかを選択してバックアップを実行できます。 さらに、指定した時間内に自動的にバックアップを実行する自動バックアップスケジュールを設定できます。

• バージョンチェーンスキーム：5つの差分バックアップバージョンが保存され、新しいバックアップバージョンを作成後自動的に最も古い差分バックアップバージョンが削除されます。
• 単一バージョンスキーム：最新バックアップバージョンのみが保存され、バックアップの完了後前のバージョンが自動的に削除されます。
• 完全モード：完全バックアップを作成します。
• 増分モード：前回のバックアップより増えたもののみバックアップするということです。初回バックアップは完全のバックアップをします。増分バックアップについて＞＞
• 差分モード：毎回バックアップする時は初回バックアップと比較し、差の分のみをバックアップすることです。初回バックアップは完全のバックアップをします。差分バックアップについて＞＞

③「タスク」で作成したバックアップファイルを探し出します。復元先を指定し、「今すぐリカバリー」ボタンをクリックし、復元します。

2. システムのバックアップ機能でネットワーク共有フォルダをバックアップする

Windows 10 のファイル履歴は、設定したフォルダーを自動的にバックアップできますが、具体的な手順は次のとおりです。

ステップ 1: Windows 10 コンピューターを実行し、左下の「スタート」-「設定」をクリックします (または、ショートカット キー「Windows + I」を直接使用します)。

ステップ 2: 「更新とセキュリティ」をクリックします。

ステップ3: その後、左側の機能バーで「バックアップ」を選択すると、右側に「ファイル履歴を使用してバックアップ」列が表示され、「ファイルのバックアップを自動的に実行する」機能を有効にして、「その他のオプション」をクリックします。入るまでに時間がかかります。プログラムの中断を避けるため、他のボタンをクリックせずにしばらくお待ちください。

注意： Windows 10 の一部のバージョンでは、[ファイルを自動的にバックアップする] 領域に [ドライブの追加] が表示されます。これを追加して、[その他のオプション] をクリックして後続の設定を行うことができます。システムまたはハードドライブの障害によるデータ損失を防ぐために、ファイルを外付けハードドライブにバックアップすることをすすめます。

ステップ 4: バックアップ オプション インターフェイスでは、ファイルをバックアップする時間間隔とバックアップ ファイルを保持する期間を選択できます。たとえば、次の図では、ファイルを 3 時間ごとにバックアップし、バックアップ ファイルを保持することを選択しています。最新の月、つまり 1 か月前 のバックアップ ファイルは自動的に削除されるため、ハードディスクの容量を節約できます。下の「バックアップ対象のフォルダー」では、現在バックアップされているフォルダーが表示され、「フォルダーの追加」をクリックしてバックアップが必要なネットワーク共有フォルダーを追加します。

ステップ 5: ファイルを復元する必要がある場合は、検索バーに「ファイル履歴」と入力し、「ファイル履歴でファイルを復元」をクリックします。

ステップ 6: ファイル履歴画面で、下のコントロール ボタンを使用してさまざまな日付のバックアップ ファイルを表示できます。バックアップするファイル/フォルダーを選択した後、中央の復元ボタンをクリックしてファイルを元の場所に復元します。