Windows10で高速スタートアップを無効にする方法4つ

一、高速スタートアップとは？

• スリープモード
  スリープモードに入った後も、PCはメモリに電力を供給しますが、他のデバイスへの電力供給を停止します。処理中のデータをメモリに保存します。マウスまたはキーボードを使用してシステムをウェイクアップできます。ウェイクアップ後、システムはスリープ前の動作状態に戻ります。この間、コンピュータの電源をオフにしないでください。電源をオフにすると、メモリ上のすべてのデータが失われ、再起動が必要になります。
• 休止モード
  休止モードがオンの場合、メモリ内のすべてのデータはハードドライブの特定の場所に保持されます。電源ボタンを押してコンピュータの電源を入れると、システムは休止状態になる前の動作状態に戻り、ハードディスクに一時的に保存されているメモリデータもメモリに復元されます。この間、コンピュータの電源を切ることができます。
• 高速スタートアップモード
  ログアウト後の休止状態に相当する高速ブートモードは、シャットダウンと休止状態の機能を組み合わせたものです。このモードを有効にしてコンピューターをシャットダウンすると、システムはすべてのアプリケーションを閉じてすべてのユーザーをログオフし、システムカーネルは休止状態に入り、システムデータを休止ファイルに保存します。コンピュータが再起動したときに、システムはカーネル、ドライバ、およびシステム状態をリロードする必要はなく、休止状態ファイルからイメージをロードしてRAMを更新するだけで、システムに入ることができます。このテクノロジーにより、起動時間が大幅に短縮されます。

二、高速スタートアップを無効にする理由

1. Windowsシステムの更新には、完全なシャットダウンが必要です。高速スタートアップする場合、シャットダウン後にカーネルは再起動されません。システムまたはパッチを更新した後、パッチを有効にするにはシステムを自動的に再起動する必要があるため、Windowsシステムの更新後ファストブートをオフにすることをすすめます。手動で再起動することを選択した場合、再起動時間は最大で数時間かかる場合があることに注意してください。
2. デュアルシステムコンピュータの場合、他のシステムからWindowsシステムのハードディスクにアクセスできない場合があります。高速起動が有効になっているコンピューターの場合、Windowsシステムはシャットダウン後にWindowsシステムのハードディスクをロックします。この時、別のシステムを起動し、高速起動が有効になっているシステムのハードディスク上のデータにアクセスまたは変更すると、データが破損する可能性があります。したがって、デュアルシステムコンピュータの場合、高速スタートアップモードを使用しないことをすすめます。
3. 一部のデバイスは休止状態をサポートしていません。一部のデバイスは、休止状態モードに入った後に正しく機能しません。この場合、高速スタートアップ機能を無効にすることをすすめます。
4. SSDの寿命に影響を与えます。SSDの寿命は、読み取りと書き込みの数によって異なります。読み取りと書き込みの回数がなくなると、SSDを使用できなくなります。コンピュータが完全にシャットダウンされていないため、データは引き続きハードディスクに書き込まれます。これにより、SSDの寿命もある程度失われます。

上の問題やその他の使用上のエラーが発生した場合は、Windows10コンピューターで高速スタートアップをオフに無効ことをすすめます。 では高速起動がオンになっているかどうかをすばやく確認するにはどうすればよいでしょうか。 タスクバーを右クリックして[タスクマネージャー]を選択すると、[パフォーマンス]> [CPU]列に稼働時間が表示されます。表示時間が起動後の使用時間よりも大幅に長い場合は、高速スタートアップモードが有効状態で、シャットダウン後もCPUが実行され続けます。

三、高速スタートアップを無効にするには？

1.高速スタートアップを無効にする前のデータバックアップ

① Renee Beccaを起動し、「バックアップ」をクリックして「ディスク/パーティションのバックアップ」を選択します。ディスクまたはパーティションをバックアップできます。「ファイルバックアップ」機能は重要なデータをバックアップできます。この機能を利用しても良い。

② バックアップ元とバックアップ先を選択し、「今すぐバックアップ」ボタンをクリックします。

ヒント：定期的なバックアップが必要な場合は、[スケジュール]を有効にして、毎日/毎週/毎月の定期的なバックアップと、バックアップを自動的に開始する時間を設定できます。 次に、[バックアップスキーム]で、適切なバックアップモードを選択します。バージョンチェーンスキーム、単一バージョンスキーム、完全モード、増分バックアップ、差分バックアップの5つのバックアップ方法があります。

Renee Beccaには5つのバックアップスキームがあり、いずれかを選択してバックアップを実行できます。 さらに、指定した時間内に自動的にバックアップを実行する自動バックアップスケジュールを設定できます。

• バージョンチェーンスキーム：5つの差分バックアップバージョンが保存され、新しいバックアップバージョンを作成後自動的に最も古い差分バックアップバージョンが削除されます。
• 単一バージョンスキーム：最新バックアップバージョンのみが保存され、バックアップの完了後前のバージョンが自動的に削除されます。
• 完全モード：完全バックアップを作成します。
• 増分モード：前回のバックアップより増えたもののみバックアップするということです。初回バックアップは完全のバックアップをします。増分バックアップについて＞＞
• 差分モード：毎回バックアップする時は初回バックアップと比較し、差の分のみをバックアップすることです。初回バックアップは完全のバックアップをします。差分バックアップについて＞＞

2.高速スタートアップを無効にする4つの方法

PCを完全に一度シャットダウンする必要がある場合に、高速スタートアップを一時的に無効にすることができます。

① 左下のWindowsアイコンをクリックします。Shiftキーを押しながら[再起動]ボタンをクリックします。コンピューターが再起動し、アドバンストブートモードに入ります。

② [PCの電源を切る]をクリックして、高速スタートアップを無効にし、コンピューターを一度にシャットダウンします。

① 検索ボタンをクリックし、[コントロールパネル]を検索します。

② [電源オプション]-[電源ボタンの動作を選択する]をクリックします。

③ [現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックします（管理者権限が必要です）。

[高速スタートアップを有効にする（推奨）]のチェックを外します。 最後に、[変更の保存]をクリックします。

① 左下にあるWindowsアイコンをクリックし、Shiftキーを押しながら[再起動]ボタンをクリックします。コンピューターが再起動し、アドバンストブートモードに入ります。

② [トラブルシューティング]>[詳細オプション]>[UEFIファームウェアの設定]をクリックします。

③ [再起動]ボタンをクリックして、UEFI BIOSインターフェースに入ります。 次に、ブート（スタートアップ）項目を見つけて、高速スタートアップを無効にします。

① 左下にある検索ボックスで、[cmd]を検索し、[管理者として実行]を選択してコマンドプロンプトツールを開きます。

② [powercfg /h off]と入力して、高速スタートアップを無効にします。 （高速スタートアップを有効にする必要がある場合は、[powercfg /h on]と入力します。）