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Satoshi  プロダクトマネージャー  

概要
USBメモリは、さまざまなコンピュータ デバイス間でデータを転送できるポータブル ストレージ デバイスですが、故障やウイルス感染などの問題が発生する可能性があり、フォーマットする必要があります。この記事は、USBメモリ書き込み禁止でフォーマットできない場合の対策を紹介します。



目次

table iconI. USBメモリが書き込み禁止でフォーマットできない場合はどうすればよいですか?
table iconII. USBメモリをフォーマットするにはどうすればよいですか?
table iconIII. フォーマット後、USBメモリのデータを復元するには?
USBメモリ書き込み禁止でフォーマットできない場合の対策

I. USBメモリ書き込み禁止でフォーマットできない場合はどうすればよいですか?

USBメモリが書き込み禁止になっている場合、フォーマットできないやデータの削除ができなくなり、「ディスクは書き込み禁止になっています」というメッセージが表示されます。また、同様の問題が発生した場合は、以下の方法を参照してUSBメモリーの書き込み禁止を解除し、フォーマットしてください。

ディスクは書き込み禁止になっています

1. USBメモリの書き込み保護スイッチをオフにする

一部の USBメモリには書き込み保護スイッチが付いています。USBメモリをコピー、変更、または新しいデータに保存できない場合は、USBメモリの書き込み禁止スイッチをオフにしてみてください。書き込み保護スイッチがオフになっているにもかかわらず、USB メモリが書き込み禁止状態のままである場合は、オペレーティング システムによって USB メモリが保護されている可能性があります。その場合は、次の方法で保護を解除してください。
USBメモリ書き込み保護スイッチをオフにする

2. Diskpart コマンドを使用して、USBメモリの読み取り専用属性をクリア

ステップ 1: USBメモリをコンピュータに接続し、検索ボックスに「cmd」と入力し、「コマンド プロンプト」を右クリックして、「管理者として実行」を選択します。

コマンドプロンプト

ステップ 2: 次のコマンドを順番に入力し、コマンド入力の各行ごとに「Enter」キーを 1 回押してください。
  • diskpart
  • list disk (コンピュータ内のすべてのディスクをリストします)
  • select disc 1 (1 は USBメモリのディスク番号を示し、容量に応じて判断し、それに応じて変更できます)
  • attributes disk clear readonly (ディスクの読み取り専用属性をクリア)
  • exit（終了）
ディスクパート 読み取り専用属性をクリアする
ヒント 「attributes disc clear readonly」コマンドを入力した後、「Diskpart failed to clear disk attributes」（Diskpart はディスク属性をクリアできません）というプロンプトが表示される場合は、USBメモリの物理書き込み保護スイッチがまだ閉じているか、またはディスク属性がクリアされていないことが原因である可能性があります。USBメモリに不良セクタまたはファイル システム エラーが発生したことが原因である可能性があります。これは、Windows エラー チェック ツールを使用してチェックして修復できます。

Diskpart はディスクのプロパティをクリアできません

3. レジストリ内の USBメモリの書き込み保護を解除

レジストリには書き込み禁止の設定があり、すべてのモバイル デバイスがデータを書き込むことができなくなります。レジストリ内のUSBメモリの書き込み保護を解除する手順は次のとおりです。
ステップ 1: 「Windows + R」キーを同時に押し、「regedit」と入力して「OK」をクリックします。

regeditコマンド

ステップ 2: 次のパスにあるレジストリで WriteProtect 値を見つけます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\StorageDevicePolicies
レジストリで WriteProtect を見つけます
ステップ 3: [WriteProtect] をダブルクリックし、その値を 1 から 0 に変更して、書き込み保護を解除します。変更が完了したら、コンピューターを再起動してください。
WriteProtectの値を変更する
ヒント レジストリに WriteProtect 値が見つからない場合は、ローカル グループ ポリシー エディターで「リムーバブルディスク：書き込みアクセス権の拒否」の設定を無効にしてみてください。

II. USBメモリをフォーマットするにはどうすればよいですか?

1.ディスクの管理でUSBメモリをフォーマット

ステップ 1: USB フラッシュドライブをコンピュータに挿入し、スタートメニューを右クリックして、「ディスクの管理」を選択します。

ディスクの管理

ステップ 2: USB フラッシュドライブを右クリックし、「フォーマット」を選択します。

USBメモリを右クリックし、「フォーマット」を選択します。

ステップ 3: USBメモリのボリュームラベル、ファイルシステム、ユニットサイズを設定し、「クイックフォーマットを実行する」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。ここをクリックすると、ファイル システム形式の概要が表示されます。

ファイルシステム指定し、「OK」をクリックします

2. ファイルエクスプローラーで USBメモリをフォーマット

ステップ1: ファイルエクスプローラーを開き、「このPC」を選択し、接続されたUSBメモリを右クリックして、「フォーマット」を選択します。

Windows10でフォーマットする

ステップ2：USBメモリのファイルシステム、ユニットサイズ、ボリュームラベルを設定し、「クイックフォーマット」にチェックを入れ、最後に「開始」をクリックします。

ファイルシステム指定しフォーマット開始

以上は一般的な 2 つのフォーマット方法ですが、操作がうまくいかない場合は、コマンド プロンプトからフォーマットすることもできます。

3. コマンド プロンプトを使用してUSBメモリを強制フォーマット

ステップ 1: 検索バーで「cmd」を検索し、「管理者として実行」を右クリックしてコマンド プロンプト ウィンドウを開きます。

コマンドプロンプト

ステップ 2: 開いたコマンド プロンプト ウィンドウに「Format F:/x」コマンドを入力し (F は USBメモリのドライブ文字で、状況に応じて入力できます)、「Enter」キーを押します。実行すると、フォーマットによって USB ドライブが起動します。

Format F:/x　コマンド

III. フォーマット後、USBメモリのデータを復元するには?

USBメモリをフォーマットした後に重要なファイルが失われたことが判明した場合は、新しいデータを USBメモリに保存せず、すぐにデータ回復ソフトウェアを使用して USBメモリをスキャンして修復することをお勧めします。以下では、複数のスキャン モードを備え、Windows と Mac システムをサポートする非常に実用的なデータ復元ソフトウェア Renee Undeleter を紹介します。

1. Renee Undeleter とは何ですか?

Renee Undeleterシステムデータファイルを復元するために特別に使用されるソフトウェアで、重要なファイルを誤って削除したり、ごみ箱を空にしたり、ディスク/ストレージをフォーマットしたりした場合に、このツールを使用して失われたデータを復元できます。このソフトウェアは、4 つの復元モードがおり、あらゆるデータ損失の問題を総合的に解決するのに役立ちます。
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2. Renee Undeleter でUSBメモリからデータを復元する

Renee Undeleter は専門的なデータ復元ソフトウェアとして、包括的な機能を備えているだけでなく、操作プロセスも非常に簡単で、具体的な操作手順は次のとおりです。
① ソフトをインストールし、外付けデバイスを復元したい場合、PCに接続します。ソフトを起動し、「パーティションの完全スキャン」モードを選択します。

注意：データ上書きを防ぐため、復元したいドライブにソフトをインストールしないでください。

Undeleterスキャンモードを選択

復元モードの紹介：

  • クイックパーティションスキャン – ファイルタイプを指定することで素早く削除したデータを復元します。
  • パーティションの完全スキャン – パーティションを丸ごとスキャンし、削除したファイルを復元します。
  • ディスクの完全スキャン – ディスクをまんべんなくスキャンし、すべてのファイルを救出します。
  • ミラーリング作成 – データの損失を防止するためにディスクをバックアップします。

② スキャン対象にSDカードを選択し、スキャンモードを選択し、「次へ」をクリックします。

スキャンしたいSDカードを選択し、「次へ」をクリックします

③ スキャンが完了したら、ファイルを見つけ出し、チェックを入れて、「復元」ボタンをクリックします。データ上書きを防ぐため、復元したデータを元の場所じゃなく、他のドライブなどに保存してください。

復元データをプレビュー