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概要
SSD / HDDへの移行/クローン作成後にWindowsシステムを起動しない場合はどうすればよいですか? この記事は、Windows10でクローン作成後にHDD/SSDが起動しない理由と対策を紹介します。



ssd クローンが起動しない windows10

一、クローンしたSSDからWindows10を起動しない原因

SSDは、高速で安定性が高いため、ますます人気が高まっています。多くの人が、WindowsシステムをHDDからSSDに移行して、システムの実行速度を向上させることを検討します。または、元のシステムディスクに障害が発生している場合は、システムハードディスクを別のハードディスクに複製して、不安定なシステム動作の問題を解決します。 WindowsシステムがSSDまたはHDDのどちらに移行/クローン化されているかに関係なく、クローンしたSSD/HDDからWindows10が起動しない理由はおそらく次のとおりです。
  1. クローンしたSSD初の起動項目として設定されていないため、パソコンが元のシステムディスクから起動します、BIOSで起動順位を変更する必要があります。
  2. クローンしたSSDのパーティションスタイルがブートモードと一致しません。クローンしたSSDのパーティションスタイルがGPTの場合は、UEFIブートモードを使用する必要があります。SSDのパーティションスタイルがMBRの場合は、レガシーブートモードを使用する必要があります。PCのマザーボードがUEFIブートモードをサポートしていない場合は、クローンしたSSDをMBRパーティションスタイルに変更する必要があります(クローンしたSSDは元のハードディスクと同じパーティションスタイルを使用することをすすめます)。MBRおよびGPTパーティションスタイルの概要と、それらがシステム移行に与える影響については、ここをクリックしてください
  3. システムハードディスクの完全なクローンはありません。クローン作成プロセスが正常に完了しない場合、またはSSDの容量が元のシステムディスクより小さい場合一部のデータが欠落していると、クローンしたSSDの起動に失敗します。プロのクローンソフトRenee Beccaを使用することをすすめます。次に、クローン先の容量はクローン元ディスクの使用済み容量より多いことを確認します。
  4. クローンしたSSDのプライマリパーティションがアクティブパーティションとして設定されていません。オペレーティングシステムのスタートアップファイルがプライマリパーティションに保存されています。プライマリパーティションがアクティブパーティションとして設定されていない場合、スタートアップに影響します。

クローンしたSSDの起動に失敗する原因を理解した後、具体的な解決策を紹介します。

二、クローンしたSSDからWindowsを起動しない時の対策

1、BIOSでSSDを起動順位の1位にする

SSDのクローンを作成した後、BIOSで起動順位も変更する必要があります。手順は次のとおりです。

① クローンしたSSDがPCに接続されていることを確認し、PCを再起動します。画面が表示されたら、ショートカットキー(通常はF2、F8、F12、Del)を押し続けてBIOS設定に入ります。BIOS画面に入る方法

② BIOSに入った後、矢印キーを使用して[ブート]タブを選択し、クローンしたSSDを最初のブートアイテムとして設定します。

③ F10を押して設定を保存し、パソコンを再起動してスムーズに起動できるか確認してください。

設定を保存し、終了します。

2、パーティションスタイルとブートモードを一致させる

クローンしたSSDのパーティションスタイルがGPTの場合は、UEFIブートモードを使用する必要があります。ディスクパーティションスタイルがMBRの場合は、レガシーブートモードを使用する必要があります。 まず、クローンしたSSDのパーティションスタイルを確認しましょう。手順は次のとおりです。
1.クローンしれたSSDのパーティションタイプを確認する

① クローン化したSSDをPCに接続し、元のシステムディスクからPCを起動します。クローンしたSSDが最初の起動項目として設定されている場合は、BIOSに再度アクセスして、元のシステムディスクを最初の起動項目として設定してください。

② 元のシステムディスクから起動した後、スタートメニューを右クリックして[ディスク管理]を選択します。

③ クローンしたSSDを右クリックし、[プロパティ]を選択します。プロパティ

④ [ボリューム]タブに切り替えて、[パーティションのスタイル]を確認してください。MBRの場合、レガシーブートモードを使用する必要があります。

パーティションのスタイル

2.クローンしたSSDのパーティションスタイルに応じて起動モードを設定する

① PCを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、ショートカットキーを連打してBIOSに入ります

② 矢印キーで[Boot]タブを選択し、[UEFI/BIOS Boot Mode]を選択して、[Enter]キーを押します。次に、パーティションフォーマットに応じてブートモードを選択します。パーティションフォーマットがMBRの場合は、レガシーを選択します。ハードディスクパーティションフォーマットがGPTの場合は、UEFIを選択します。 次に、最初の起動項目をクローンしたSSDとして設定します。

③ F10を押して設定を保存し、PCを再起動します。

Legacy またはUEFIを設定

3.PCがUEFIブートモードをサポートしない場合は、クローンしたSSDをGPTからMBRパーティション形式に変更する

一部のPCはUEFIブートモードをサポートしていないため、レガシーブートモードと一致するように、クローン化したSSDのパーティション形式をMBRに変更する必要があります。

① クローンしたSSDをPCに接続したまま、元のシステムディスクからPCを起動します。クローン化したSSDが最初の起動項目として設定されている場合は、BIOSに再度アクセスして、元のシステムディスクを最初の起動項目として設定してください。

② 元のシステムディスクから起動した後、スタートメニューを右クリックして[ディスク管理]を選択します。

③ クローンしたSSDのパーティションをすべて削除し、ディスク全体が未割り当て状態になり、SSDを右クリックして[MBRディスクに変換]を選択します。 次に、システムディスクをターゲットハードディスクに再度クローンし、BIOSで起動順序を変更します。

MBRディスクに変換

3、プロのソフトRenee Beccaでシステムクをローンする

Renee Beccaはシステム/データをバックアップ・復元するソフトです。プログラム、メール、システム設定、写真、動画、ブックマークなどパソコンのすべてのデータをバックアップできます。差分、増分バックアップなどの機能で、時間とディスク容量を節約できます。システムバックアップのほか、システム移行、パーティションバックアップ、ハードディスクバックアップ、ファイルバックアップ、HDD/SSDクローンもサポートします。
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GPTとMBR対応 システムを移行する時、自動的にSSDに適切なパーティション方式にする。

NTFSとFAT32対応 さまざまなファイルシステム対応。

速度が速い 先進的なアルゴリズムを利用し、最大3000MB /分の速度を達する。

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Renee Beccaには、システム移行とシステムハードディスクのクローン作成の機能があります。システム移行機能を使用すると、システムを別のハードディスクに移行できます。ディスクのクローン作成機能を使用すると、まったく同じディスクを作成できます。次にシステム移行の手順を紹介します。

① ソフトを起動し、左側の「クローン」をクリックし、「システム移行」をクリックします。

システム移行

② Windowsが存在するシステムディスクとシステム移行先を選択し、[OK]をクリックして移行を開始します。移行が完了したら、SSDをPCに換装し、次の起動時にBIOSに入り、起動可能な起動ディスクとしてSSDを選択します。SSDから起動できます。

移動先設定

Tips クローン先の容量は、移行するシステムのサイズよりも大きい必要があります。また、システムの移行中にクローン先のすべてのデータが消去されるため、重要なものがあるかを確認してください。事前にファイルのバックアップをとってください。

4、クローンしたSSDのプライマリパーティションをアクティブパーティションとして設定する

クローンしたSSDを起動できません。システム起動ファイルが配置されているプラ​​イマリパーティションがアクティブパーティションとして設定されていない可能性もあります。コマンドからアクティブパーティションを設定できます。

① クローンしたSSDをPCに接続し、元のシステムディスクからPCを起動します。
② 古いハードディスクから起動した後、[Windows] + [R]キーを同時に押して実行ボックスを開き、[diskpart]と入力して[Enter]キーを押します。

diskpartを入力

③ ウィンドウで、次のコマンドを順番に入力します。 コマンドを入力するたびに、[Enter]キーを1回クリックする必要があります。

  • list disk(PC内のすべてのディスクが一覧表示されます)
  • select disk 3(ディスクを選択します。実際の状況に応じて番号を入れ替えてください)
  • list partition(パーティションを表示します)
  • select partition 1(システムのメインパーティションであるパー​​ティション1を選択します。実際の状況に応じて番号を置き換えてください)
  • active(アクティブパーティションにします)

コマンドDiskpart

④上のコマンドを完了した後、PCを再起動します。

ヒントクローンしたディスクとパーティションの情報がわからない場合は、[スタート]メニューを右クリックし、[ディスクの管理]を選択して、ディスクリストの詳細情報を表示できます。