Satoshi プロダクトマネージャー 2018-4-4
概要
「NTFS」と「FAT32」は最も常用なファイルシステムです。この記事は、それらの違いと用途を詳しく紹介します。
Windows OSでストレージデバイスをフォーマットを行う際に選択するファイルシステムには、NTFSとFAT32があります。では、この二種類のファイルシステムの違いは何ですか?簡単に言えば、異なるファイルシステムは、異なる図書館のようなものです。同種類の図書がありますが、本棚のレイアウト、サイズ、および管理方法には大きな違いがあります。
ファイルシステムによって、パーティションの管理方法やデータの保存方法は異なります。Windows OSでよく使われるファイルシステムはFAT32とNTFS二種類があります。 NTFSは現在最新のファイルシステムで、Windowsのユーザーに愛用されています。そして、FAT32はNTFSより古いファイルシステムです。NTFSと比べると、低効率で、機能も少ないですが、OSとの互換性が最高です。
FAT32——昔主流のファイルシステム
FAT32は、Windows 95のOSR2から採用され、今までも小容量デバイスに使用されています。高い汎用性により、ほとんど全部のOSでもFAT32のパーティションを作成し、利用することができます。しかし、FAT32は32ビットで、最大2TBのみの領域を管理でき、最大4GBのみのファイルをサポートしています。超えると、「ディスク領域不足」のメッセージが表示されます。大容量ファイルが広範囲に使用されている現在には、FAT32はもはや時代に遅れています。そして、FAT32はログや著作権管理などの高度な技術に対応できないため、安全性がかなり低下です。
NTFS——SSDに最も適したファイルシステム
New Technology File System(NTFS)とは、Windows NT系の標準ファイルシステムです。最大の利点は、ファイルやパーティションに容量制限がないので、FAT32より簡単に大容量ファイルを読み書きできることです。
FAT32と比べると、NTFSはLZ77圧縮とAESアルゴリズムに対応できます。それに、クラスタサイズは4KBへ縮小されます(SSDの場合に、これはかなり重要です)。様々な機能から、FAT32よりNTFSの方が優位になったことは分かりになります。
互換性 | 制限 | アドバイス | |
---|---|---|---|
FAT32 |
| 1つの領域の容量は最大2TBまで。1ファイルの容量は最大4GBまで。 | 4GB以上のファイルがない、或いは高い互換性を求める場合に使用されます。 |
NTFS |
| ファイルやパーティションに容量制限はありません。 | Windowsパソコンに、システムパーティションも含んで全部のパーティションに適します。 |
まとめ
FAT32より、NTFSは機能がかなり強力で、大容量ディスク/パーティションに適します。それに、高いディスク使用率・安全性・安定性により、NTFSは優れたファイルシステムになります。
Windows OSの場合には、NTFSはオススメです。NTFSは、4Kアライメントを使用しているSSDにより適し、SSDの読書速度を向上されることができます。
FAT32は互換性が最も高いですが、古すぎるため、時代にふさわしい機能が乏しくて、読書性能が低いです。小容量USBデバイスのみ適します。
Renee BeccaはFAT32もNTFSも対応可能、ファイルシステムを変換しないでOSを丸ごと移行できます。
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